2011.08.10の神子元

本日も快晴・凪の絶好のダイビング日和の神子元島です。
本日は、ゲストH様のゲストログでお楽しみ下さい。

タイトル：「信念の勝利！　ハンマーの群れが大接近！！」
久しぶりのゲストログを書きます。
７月中旬以降海況がイマひとつで、このまま神子元の「冬の８月」に突入するのではと心配していました。
しかし、昨日の海況とハンマーの群れがすばらしく、平日とは思えない多くのゲストでにぎわっています。
　
３本ともカメ根から南を狙いました。
１本目は下りの流れが速く、コース取りもままならないくらいのブン流れ。
あちこちで、逆流れ、ダウン、アップあり！
透視度は残念ながら昨日と比べてかなり落ちました。
明るいのですが、霞がかかったような水で、カメラで写真を撮るには不向きな視界。
しかしそれでも南に出すと、底を這うように泳ぐメジロ、そしてハンマー。
そしてその後に、ハンマーの群れ！
ブン流れの上にハンマーも出て、気分がスカッとするダイビングでした。
　
２本目は水温が下がり、底で２３℃くらい。
流れはそこそこありますが、南に出すと透視度が極端に落ち、海が真っ暗に。
単体のメジロ、ハンマーはちょろちょろと顔を出しますが、透視度悪すぎ。
１日でここまで悪くなるものなのかと暗澹たる気分。
　
３本目は２本目の状況から期待しませんでした。
根伝いのサカナで満足するつもりで、”Ｓ”ガイドに「ハンマー狙ってもダメだから」と言ってみる。
しかし”Ｓ”ガイドはあくまで信念を曲げず、南狙い！
カメ根から壁沿いに泳ぐと、水温はやはり低いものの２本目よりは海が明るい。
壁の切れ目から下りの潮に乗ってまもなく、ハンマーの群れの遭遇！
その写真を撮っていると、その後ろからさらにハンマーの大群！
この群れはこちらの方に泳いできて、腕が届くくらいの距離まで寄ってくる。
気がつくと、真後ろからハンマーがやってきて、どうやら群れの中にはいってしまったか？！
「やばい、Ｍ先生に怒られる！」と慌てて群れから離れて見ると、当のＭ先生はハンマーのヒレに手が届くくらいのところで写真を撮っている。
いやぁ、大満足のダイビングでした。
安全停止後、水面に顔を出して、”Ｓ”ガイドが「南を徹底しなけりゃ」と勝ち誇った一言・・・・。
・・・・今日は脱帽です。。。。