4月になると水温の上昇とともに魚の活性もグンとアップします。春濁りの影響で透明度には、ばらつきがでますが、海中は大型の回遊魚の群れ、各種エイ類、底性の大型生物といった具合に、中層〜ボトムまで見所がいっぱい、その生物の多さには目を見張る物があります。
水温
〜18℃
透視度
10m前後
ダイビングスタイル
神子元周りに点在する様々なエリアを潜ります。
狙い目
一押しはカンパチの大群
春〜梅雨にかけて数十匹〜数百匹の群れで遭遇する事が可能、春夏秋冬1シーズンの中で最も規模の大きな群れをつくります。海中はタカベ、イサキ等の活性が上がるため、それを追い回すカンパチとの遭遇率もアップ。大きい物では人間サイズの老成魚、メートルクラスの成魚が見られます。群れの中には高確率で混ざっているので是非観察してみて下さい。カンパチの群れを長時間見るには、着底したり、追いすぎず一定の距離を保つことがポイントになります。是非お試し下さい。
各種エイ類
トビエイ&ホシエイの編隊、マダラエイ、ウシエイ、ヒラタエイ、等が各エリアで観察出来ます。ボトム〜中・上層までしっかりチェック。水温が上がりきる前がベストです。
底性生物
冬期に引き続き底性の各種サメ類は健在、1ダイブで何種類見れるか・・・これも一つの楽しみ方ですね。
他にも・・・
ワラサの群れ、シマアジ(大型)、ヒラマサ、マンボウとも遭遇可能。またタカベ、イサキ、メジナ、ニザダイなど数種類の魚達が混ざり合って群れを形成し、その中にカンパチやトビエイの群れがさらに混ざり込む様な面白いシーンも多々見られます。大きいところではメジロザメ、ここ数年姿を見せませんが梅雨前後の江ノ口、三ツ根ではシロワニが堂々たる姿を現す年もあります。
見所いっぱい、春の神子元島を是非お楽しみ下さい。