海中はトップシーズン後半戦。ハンマー&メジロザメを筆頭とする大物狙いのダイビングシーンが続きます。見所いっぱいの秋ならではの神子元の海をお楽しみください。
水温
〜25℃
透明度
20m前後
狙い目
ハンマーヘッドシャーク&メジロザメの群れ
ハンマーシーズンに関してはいよいよクライマックス。高確率でハンマーに遭遇するために必要なのが「水温20度以上」。これが大切な要素となります。ことハンマーに関しては6月〜11月、どの時期に高確率で遭遇できるかはその年の黒潮や天気図に伴う風の吹き方に影響されます。10月は20℃以上の水温が続く事が多いのでダイバー憧れのトンカチ頭に遭遇出来るチャンスはまだまだ続きます。11月に入っても梅雨時から神子元周りに居着いているハンマーは18〜19℃と水温が落ちても魚の活性、潮回りが良ければ、数や遭遇率は落ちるものの依然遭遇のチャンス有りです。ハンマーと同様メジロザメとの遭遇のチャンスも期待大。メジロザメに関しましては、
その他の大物たち
過去に神子元の海でダイビング中、水中に姿を表した大型生物は多々。イトマキエイ、マダラトビエイ、ニタリ、カジキ、マンボウなど。船上からは、バンドウイルカ、カマイルカの群れなども目撃されています。
この時期ならでは生物
引き続き、光物では、カマスサワラ、ツムブリ、コバンアジ、イトヒキアジ、クサヤモロ、シイラ、ソウダガツオ、ハガツオ等、各種群れで遭遇可能。通年を通して見られるカンパチ&ワラサの群れ、シマアジ、ヒラマサ等も勿論健在。コショウダイ、イトヒキアジ、ハマフエフキ等、外洋ならではの生物が数多く姿を現します。
ダイビングスタイル
いよいよ海中は楽しみな、秋の上げ潮シーズン到来!暖かく青い上げ潮を利用してのロングドリフト、通称「上げドリ」が面白い。ハシゴ段エリア→カメ根エリア→青根エリアと3エリアをまたいで行われるそのダイビングスタイルは、数あるドリフトスタイルの中でもトップクラス。凪・潮流の状態等を考慮し状況が整ったときには積極的にトライします。真っ白な砂地から表層へと切り立つ巨大な根が数多く点在し、高低差のあるダイナミックな地形を形成する。終始入れ替わる景色の中、途切れることなく姿を現すタカベの群れには圧巻、ダイバーの視界を遮ります。これに加えてサメ系、光モノ等多種多彩な生物がダイバーを魅了します。スケールの大きな秋の海を是非体験してみてください。
気候と海況
北東風が吹くことの多いシーズンです。船上では徐々に防寒対策が必要となってきます。ボチボチ衣替えのシーズンも近づいてきますので、水温等データーチェックもお忘れなく。